不倫は若い頃の恋・青春と似ている
不倫は、いけないことだとかバレるバレないとか浮かばれぬ恋だとか、少なくともあまりいい意味で使われることはないと思います。
しかし実際不倫をしている当事者たちは、不幸ではなくむしろ幸せに浸っているようなんです。だってそうですよね、また青春時代のようなドキドキした恋愛が楽しめるし、もう二度と経験できないと思っていた異性との手繋ぎ、キス、そして温かいセックスも・・・。
なぜその恋愛は「不倫」でなければならないのか、それは将来のことを考えなくていい、青春時代のような「好き」だけで一緒にいられる関係が不倫だから。きっと惹かれ合ったからといって、今のパートナーと離婚して一緒になりたいか、と言われたら全く別の話だと思います。
中にはそういったカップルもいますが、ほとんどは「婚外恋愛」だからこそ純愛になっていると言えるでしょう。
よくドラマで不倫の恋愛は純愛っぽく描かれていますよね。ちなみにあれは不倫が正当化されているわけではなく、後先考えないでいい恋愛が一番盛り上がる、というだけです(ちょっと辛口だけど)。
バレと本気に気を付けていれば楽しい
不倫の大敵は「バレること」と「本気になってしまうこと」の2つです。
不倫の恋愛はバレなければ独身同士と同じ、と思っていいくらい、第二の青春時代が楽しめます。あと不倫のいい関係が崩れてしまう原因に、本気になってしまうというのがあります。
本気とは、パートナーと別れてでも一緒になりたい、という感情にまで発展してしまった状態です。
でも不倫は不倫だからそこまで親密になれただけです。この人と一緒になれたらもっと幸せ！と錯覚している状態なんですよね。仮に無理矢理一緒になっても続かないカップルが多いのがその証拠です。
とはいえ、不倫を始める時は誰しも本気にならない！と気を付けながら始めるし続けようとします。よくこのサイトでも記事にしますが、本気にならないためには冷静なうちに「二人のルール」を決めておくのが基本です。
このルール内でおさまるかどうかが問題なのではなく、ルール外のことが起こった時にどうするかを決めておく、という感じです。通常のカップルに決まり事ってあまりないですよね。だから決まり事を用意しておくだけでも、私たちは不倫の恋愛をしている、と常に自覚しておくことが出来ます。
不倫の終わりはどんな風に？
長かれ短かれ、不倫の終わりはいつか訪れます。別れの主な原因は先ほど不倫で気を付けることとして述べた「バレ」と「本気」、そしてもう一つ「金銭トラブル」があります。
綺麗に別れられたら言うことはないですが、そんな余裕があるうちに別れを選択するカップルは少ないです。だってお互いまだ好きだから。
自分は綺麗に別れられる？いえ、最初はみんなそう思っているんですよ。だけど関係性が進むにつれて情や愛情が芽生え、二人の間の根はどんどん絡み合います。一人が飽きても片方がお熱だったら、温度差が生まれてしまいます。
バレはまた別の話ですが、本気になってしまったパターンと金銭トラブルに関しては、二人に温度差ができた結果そうなってしまいます。
結婚する前に離婚届を取っておく夫婦は少ないように、不倫もいざというとき綺麗に別れられる準備をしているカップルはそういません。しかし不倫に限っては、温度差がトラブルを生む前にルールを決めておくべきです。
そうすれば終わり際、涙が流れることはあるかもしれませんが、いい思い出のまま終えることが出来ます。