LINE不倫に走る男性の心理とは？

不倫の定義を明確にするのはなかなか困難です。肉体関係があればもちろんクロですが、少しディナーやランチをしただけで不倫になるとは限りませんし、仲良くおしゃべりしただけで「あなた、不倫していたでしょう？」と妻に詰め寄られる場合もあります。

愛する妻がいても、どこかでときめく自分を持っていたい。そう思う男性はやっぱり少なくありません。それでも、いざ他の女性とセックスをしてしまうと罪悪感に苛まれていしまう。

ちょっと気になる女性を「引き留めておきたい」、または下心をそっと胸にしまって暇つぶしで女の子とやり取りしたい！そんな男性がLINE不倫に走るようです。

LINEでメッセージ交換をすることが不倫なのか？と言われれば、その線引きは難しいですが、ある種の好意もしくはそれ以上の「下心」がそこに付随すれば立派な不倫の1つになりえます。

メッセージベースのLINE不倫のメリット

皆さんも出会い系アプリなどを使ってデート相手を探していた過去はあると思います。（現在進行形の既婚者男性も含め）

そこでのやり取りは主にメッセージ交換がメインですが、不思議なことにメッセージの1つ2つがその日の活力になったり、自己肯定感を高め一喜一憂するもの。見ず知らずの女性から「○○さん、カッコイイ！」とか言われたら、やっぱり気分は上がりますよね。

さて、ここで男性がLINEだけで完結するLINE不倫をするメリットについてを検証していきます。

①肉体関係を伴わないため、浮気を疑われにくい、慰謝料を請求されにくい
②精神的な罪悪感がライト
③会えない事実が想像力、妄想力を引き立て充実のオナニーができる
④会わないからこそ、浅く長いLINE繋がりができる
⑤忘れていた淡いときめきを楽しめる

こう考えると、「LINE不倫もありだなあ」と思う男性がきっと出てくるはず。

会わない不倫なんて！と憤る男性もいると思いますが、そもそも恋の対象に不倫の在り方も自由自在、粘土みたいに自由にこねて形を変えられる時代に生きている私達。

不倫イコール「一目を避けての密会デートとセックス」とは限らない世の中になっています。

自分自身の家庭に伴侶への愛情を失わないためにも、家族ファースト、自分セカンドを通し、見えない相手に恋心を抱くのも素敵だと思いませんか？

文面から女性のあれこれを妄想してしまう、なんだか古き良き時代の恋文を思わせるLINE不倫。令和の時代だからこそ、活字による男女の恋の綱引きを楽しみ、絶妙な男女の関係を構築するのも面白そうです。

リアルをするか否かはあなた次第

基本的にLINE不倫はメッセージ交換、もしくは写真、動画交換を通して行う男女の営みであり、リアルに出会うことを想定していません。それが出会い系との相違点と言えます。

しかしそれだけでは満足できず、リアルで会うことを求めてしまう男性もやはり出てきます。LINE不倫のルールの外側に出てしまうわけですが、そもそもいい大人同士の関係なので、リアルをする際はそこに生じるリスクをしかりと覚悟する必要があります。

LINEだけなら続いていたであろう関係が、会ってしまったために2人の関係が終わってしまったり、身体を重ねたことで不倫がバレて慰謝料を請求されてしまう場合などです。

肉体関係を持つともはや言い訳はできませんし、色々なものを失う可能性があることを覚悟。またプレゼント交換や旅行、デートなどを頻繁にしている事実も、慰謝料を請求される場合は不利な証拠になってしまうので注意してください。

またリアルをしなくとも、あまりに過激なメッセージや動画交換などは、肉体関係の事実がなくとも男性側が不利になることも考えられます。

LINE不倫を楽しむ秘訣は、あくまで友達以上恋人未満のカジュアルな関係をキープし、新鮮なときめきを楽しむこと。覚えておいてくださいね。