熟年男女の不倫出会い事情
不倫は表面上同じような関係に見えても、恋愛と肉体(セックス)のどちらの比重が重いかはカップルによって異なります。
一般的には、恋愛100%の純愛カップルは滅多にいませんし、逆に肉体100%の身体だけが目当てのカップルもそんなに多くありません。一番多いのは、恋愛が30~40%、肉体60~70%程度のバランスでお付き合いしているカップルです。
その中で熟年世代はというと、相手が同世代がそうでないかでもその割合が変わってきます。大人になるにつれて、こういった婚外恋愛の相手には肉体ではなく心の繋がりのほうを重視するようになります。
そのため、相手の異性が同世代を求めているとき、セックス欲求よりも恋愛のほうを重視していると考えたほうが自然です。反対に、相手が年下や若い人を狙っている場合は恋愛よりもセックスを求めていると考えたほうが良いでしょう。
もう枯れた、と思っている熟年男女も多いですが、一度不倫を体験すると日々の生活も心も身体も一気に潤いを取り戻す人たちがほとんどです。そして、相手をコロコロと変えるというよりも一人の異性と長いお付き合いをする方が多い傾向もあります。
熟年の出会いで重視されることとは?
相手を大切にする気持ちや求める気持ちは、年齢で分けられるものではありませんが、やはり20代や30代とはデートの内容もホテルでの過ごし方も少し違ってくると思います。
熟年世代は恋愛に限らず、人生経験が豊富です。世の中にどういう人がいて、どういう接し方をすれば喜んでもらえるのか、嫌われるのかを自然と学んできました。だからこそ、セックスフレンドや不倫という一見遊びのような関係でも、重視されることは「人柄」です。
不倫は婚外恋愛と呼ばれることもあるように、その名の通りセックスのためだけに出会うのではなく、離婚まではしないが恋愛を楽しみたい人のためのもの。つまり一緒になれるかなれないかだけの違いで、恋愛という本質はあまり変わらないのです。
だから、もし自身がセックスフレンド感覚で不倫相手を探しているとしたら、特に男性の場合女性から冷たい目で見られてしまうかもしれません。
反対に女性が男性にアプローチする場合は、お堅い女性と思われて避けられないよう、少しとっつきやすいメールを心掛けるといいですね。つまり、男性は女性の、女性は男性の本音を知った上でお互いの方向へ歩み寄ることが大事なのです。
熟年不倫のデート・セックス事情
どこからが不倫なのか、という議論はよく耳にする話だと思いますが、その線引きは人それぞれです。だから、一緒に街中を歩いているのを見ただけでも不倫と思われるかもしれないし、一線を超えたら不倫なのかもしれません。
もちろん若い男女の不倫でも、見られないよう気を付けなければいけないのは同じですが、違う点は「お金が使えるかどうか」です。
若者は不倫にあまり資金が使えないので、安ホテルばかりになりがちです。それでもただ伴侶以外の異性と秘密の情事ができるだけで新鮮味があり楽しいものですが、熟年は更に大人に似合う喫茶店やラブホテルではないおしゃれなシティホテルなどもデート場所になります。
セックスは若者も熟年も、求め合うときはがむしゃらに。若者が回数を重視するなら、熟年は質を大切に。ハグ、キス、愛撫をゆったりと行うことで、身体だけでなく心も豊かになることができます。
そして不倫に肉体関係は付きものですが、会えば必ずセックスをするというカップルよりも、合間合間に普通のデートを挟むカップルのほうが長続きします。熟年で不倫に興味がある方は、相手との付き合い方の参考にしてみてください。